台湾 BSMI

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台湾 ~ BSMI認証(安全・EMC)

■ 概要:

台湾へ製品を輸出・販売・流通させる場合は、

安全/EMC両規格への適合立証並びにBSMI認証の取得が求められます。

BSMIとは、台湾の「経済部: Ministry of Economic Affairs」管轄下にある

「標準検験局: Bureau of Standards, Metrology and Inspection」のことです。

BSMIの所轄業務には、台湾の「商品検査法: Commodity Inspection Act」で定められる以下の二種類があります。

✓ 輸出入商品や台湾内販売商品の検査

✓ 輸出入商品や台湾内の電気/電子製品に対するEMC検査

EMC検査は、「商品電磁環境適合性取締規則: Regulations Governing the Electromagnetic Compatibility of Commodities」に基づいて行われます。

商品検査法-第3条では、検査対象となる台湾製造商品や輸入商品を、同法に基づき検査する旨定められています。

商品検査法-第5条では、輸入検査について以下4つのうちいずれかの方法で行なう旨定められています。

① 型式認可ロット毎検査(Batch-by-Batch方式)

 ➢ 製造者・輸出者・輸入者・販売代理店がその都度当局へ申請する方式

 ➢ 対象 ………………….. ほとんどの電子/電気機器

 ➢ 有効認証期限 ……….. 3年

 ➢ 工場検査 …………….. なし

② 適合宣言(DOC: Declaration of Conformity)

 ➢ 輸出者があらかじめ輸出製品の技術資料をBSMIへ提出し、
   当該製品が検査規格に適合していることを宣言する方式

 ➢ 対象 ………………….. 25種類のIT機器

 ➢ 工場検査 …………….. なし

 ➢ 対象製品例 ………….. コンピューター製品・デジタルカメラ等

③ 認証登録(RCP: Registration of Product Certification)

 ➢ 輸出者があらかじめ輸出製品の技術資料をBSMIへ提出し、
   当該製品が検査規格に適合していることを宣言する方式

 ➢ 対象 ………………….. 25種類のIT機器

 ➢ 工場検査 ………….. なし

 ➢ 対象製品例 ………. コンピューター製品・デジタルカメラ等

④ BSMIによる抜取り検査方式(事前の輸出者登録が必要)

■ 規格例:

 EMI規格安全規格
情報処理機器(ITE)CNS 13438CNS 14336   (IEC 60950)
電子機器CNS 13803CNS 14408   (IEC 60065)
一般家庭用機器CNS 13783-1CNS 3765    (IEC 60335)

■ 認証に必要な書類:

✓ 対象製品の概要・写真
✓ 取扱説明書
✓ 各種安全警告ラベル
✓ 重要部品リスト(各重要部品の第三者認証情報を含む)
✓ 各重要部品の仕様書・認証書
✓ 電気ブロック図
✓ 基盤レイアウト図・パターン図・絶縁等級
✓ 各種材料証明書
✓ 定格銘板
✓ 現地代理人証明書
✓ その他

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