無線機器

設計/構造評価支援(RED対応)

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無線機器指令(Radio Equipment Directive:RED)とは?

無線機器指令(以下RED)は、EU域内で販売される無線機器の安全性を確保するための重要な法的枠組みです。 無線機器の安全と健康・電磁両立性(EMC)・無線周波数の効率的な使用に関する基準を設定し、EU市場で販売される製品がこれらの基準を満たすことを義務付けています。

EU域内において無線機器の販売を希望する製造・販売業者は、REDへの適合性を証明する必要があります。

RED対象製品

無線機能を内蔵している機器は全て適用されます。

✓ 携帯電話

✓ 無線LAN機器

✓ Bluetoothデバイス

✓ 放送受信機など

✓ 無線機器が組み込まれた設備・機械

RED除外品目

REDの対象から除外される品目には以下のような機器があります。

✓ 無線規則の元でアマチュア無線家が使用する、市販されない無線機器

✓ 特注の専門家向けの機器として研究開発施設内でその目的のみに用いられるもの

✓ 治安・国防・国家安全保障・刑法の分野での国家活動のためにのみ用いられる無線機器

REDの必須要求とは?

REDはEU域内で販売される無線機器に対し、重要な基準を設定しています。 REDの主な要求は、以下が挙げられます。

1 無線機器を使用する際の安全と健康の保証最も重要なポイントは、無線機器が消費者の安全と健康に関して、一定の基準を満たしていることです。例えば、無線機器が発する電磁波は人体に有害でないレベルにすること、製品は安全な材料で作られていることなど、使用中に健康への悪影響を及ぼさないことを保証する必要があります。
2電磁両立性(EMC)の基準への適合電磁両立性とは、製品が電波干渉により不具合を引き起こさないこと、また他の機器の正常な機能に干渉しないことです。 電磁両立性の基準に適合させることにより、同時に使用する電気製品との干渉を防ぎ、安全に使用することができます。
3 無線周波数の効率的な使用のための基準確立無線機器は、有害な干渉防止のため、限られた無線スペクトラム(電磁波が伝搬される周波数帯域)を有効に使用することが重要です。 よって、無線周波数の効率的な使用を確保するための製造基準を確立することが求められます。
REDは、より多くの無線機器が同時に効率的に動作することが可能になるよう、無駄な干渉やスペクトラムの浪費を防ぐための基準を設定しています。

適合性評価手順

REDの安全基準に適合するために、製造業者が対応する主なステップは以下の通りです。

1REDに適合するための規格を確認場合によっては複数の規格を適用し、該当する全ての側面をカバーすることが必要です。
2技術文書の作成製造業者は製品の技術文書を作成し、保管が必要です。 当局から開示・説明を要求された際は、即座の対応が義務付けられています。 この技術文書には設計図・取扱説明書・適合性の評価結果など、指令への適合性を技術的に証明するための書類が含まれます。
3適合性評価の実施製品が安全であり、電磁互換性(EMC)の要件を満たしていること、無線スペクトルを効果的に使用していることなど、REDの定める技術的要件に適合していることを確認します。 適合性の評価は必要に応じて第三者によるテストや認証が行われる場合もあります。
4CEマークの表示製品がREDの要件に適合していることが確認された後、製品にCEマークを表示します。

低電圧指令や EMC 指令との関係

無線機器指令の必須要求は低電圧指令 2014/35/EUと EMC 2014/30/EUの必須要求を包含しています。 このため、無線機器指令の対象となる機器については、低電圧指令と EMC 指令の全ての要求を考慮することは必要となりますが、それらの指令の適用は不要となっています。

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